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平成12年度校内研究記録目次に戻る

平成13年度の研究に対する基本姿勢

1 研究主題

2 主題設定の理由

昨年度は「総合的な学習の時間」への取り組みを,行事との関わりで研究してきた。今年度はその2年目にあたり,「大正まつり」「作品展」との関わりをながら昨年度の研究を深めていきたい。

ただ,来年度からの指導要領実施に向けて取り組むことも必要である。したがって教育課程の作成も考えていかなければいけない。上記の主題は,総合的な学習の時間のありかた,学習の総合化,教科内の総合化を踏まえて研究していかなければならないことであり,前述のように,総合的な学習の時間のあり方及び,教育課程の作成を通して研究を深めていきたい。

一方で,新しい指導要領への移行は,「子ども観」「評価観」「学力観」などの観の変更をともなう。とくに「評価観」の転換は必要なことであり,この面での研修は急がれるところである。

したがって,今年度は上記の主題のもとに「総合的な学習の時間」を中心にしながらも「教育課程の作成」「評価の研修・研究」も並行してすすめていいたい。

「総合的な学習」は,各学校が地域や学校の実態に応じて創意・工夫し,特色ある教育活動を展開する学習である。そのねらいは,子どもの興味・関心に基づく学習を通して自ら課題を見つけ,自ら学び,自ら考え,主体的に判断してよりよく問題を解決する力を育てることにある。この力を育てるために「総合的な学習」では体験を重視する。

本校ではこれまで環境教育をはじめとして様々な教育活動の中で子どもの主体性や相互のふれあいを大切にした学習を展開してきた。この目標の「互いのよさを認め合いながら行動を選択する」力や「自分で判断し主体的に行動する」力はまだ十分に育っているとは言えず,今後の課題として残されている。

「自分で考え,行動し,自己決定する力」は新指導要領で主唱している「生きる力」と深く関わるもので,「総合的な学習」のねらいへとつながるものである。この時間が,他の学習と様々な形で関わりをもちながら,豊かに展開していけば,児童一人ひとりにより大きな「生きる力」が備わっていくのではないかと考える。

また,本校では教育目標として「自分のよさに気づき,自分らしさや個性を伸ばすこと。問題解決に向かって主体的に行動できるようにすること。互いに思いやりながら学習する喜びをもてること」を設定した。こうした目標の達成のために本年度は,まず,「新よこはま教育プラン」に沿って本校の教育活動を見直していくことが必要である。

その上に立って,新指導要領の中で新しく導入される「総合的な学習」をどのように位置づけ,活用していくかということを明らかにしていきたいと考え,上記の主題を設定した。

特に「総合的な学習」の具体的な展開や指導法について実証的に研究を進めたい。また,学習形態の多様化,学習時間の弾力的運用,学習空間の多様化についても考察していきたい。

なお,本年度から2年にわたって教育プランを作成するわけであるが,今年度は全体教育計画,特別活動と道徳の教育課程を編成する。

3 研究組織

・ 推進委員会

・ 校長,副校長,教務主任,各学年1名,級外1名をもって構成する。

・ 研究の基本的な企画,運営,方針の立案を行なう。

・ 各部会,全体研究会の連絡・調整をし,円滑な運営を図る。

・ 全体会の司会・記録を行なう。

・ 教材・教具の情報交換,資料収集など,研究に必要なサービスを行なう。

・ 研究のまとめかたを検討する。

・ 「総合的な学習の時間」の扱いについて調整をはかる。

・ 指導計画編成(特別活動・道徳),全体構想作成に関するに関する調整を行なう。

・ 全体研究会

・ 研究主題,内容,方法などについての共通理解をはかる。

・ 研究全般の推進に関わる問題点,部会などでの問題点について協議する。

・ 「総合的な学習の時間」の内容,配列,環境整備などについて検討・協議する。

・ 各ブロックおよび3委員会の研究内容について共通理解を図る。

・ 部会(ブロック)

・ 各部会で学習の総合化についての可能性について追求する。

・ 各学年の発達段階や児童の興味関心,学年間や学年内,教科間の関連を考慮し,「総合的な学習の時間」の内容例を作成・検討する。

・ 各部会の進行状況や成果を,文書もしくは全体会などで報告する。

・ 委員会

・ 道徳教育計画編成・特活教育計画編成・全体構想作成の3委員会を置く。

・ 各委員会は互いに連絡を取りながら作業を進める。

・ 各委員会の進行状況や成果を,文書もしくは全体会などで報告する。

4 研究・研修の内容

・学習の総合化についての基本的な考えや活動例について共通理解をはかる。

・ 各部会で検討された成果について情報交換をする。

・ 「総合的な学習の時間」の活動例を作成する。

・ 「総合的な学習」の視点から行事を見直し,その充実を図る。

・ 活動例をもとにして年間の「基礎表」を作成する。

5 研究方法

1学期

・ 研究主題,内容,組織,方法の共通理解をはかる。

・ 研修会(学習の総合化の進め方について)

・ 資料の収集と蓄積をはかりながら活動例を作成する。

2学期

・ 部会で練られた「総合的な学習」例を,公開活動を通して検証する

(部会各1回)。

・ 指導計画や全体構想についての報告をする。

・ 「総合的な学習」について部会の報告をする。

3学期

・ 指導計画や全体構想についての最終報告をし,まとめる。

・ 「総合的な学習」について部会の今年度の成果をまとめる。

・ 来年度の研究について検討する。

(道徳,特活以外の教科の指導計画を編成する。「総合的な学習の時間」についての理解を深め,内容例をまとめる)

・ 学習の総合化について理解を深める。

6 具体的方策

・ 各部会で「テーマ」を決めて学年の年間活動例を作成する。

・ 学年全体で授業をしたり,異学年と合同で授業を進めるなど学習形態を工夫する。

・ 学習環境の工夫・整備に努める。

・ 場や空間を工夫したり,学習形態を工夫したりする。

※ 道徳、特活の教育計画は,学習の総合化、総合的な学習の時間について目を配り,従来の行事を絡めながら,学年間や学年内の活動を取り入れながら編成する。

7 研究日程(未定)