子供たちが変わったと言われるけれど、私たちの学校の子供たちはどんな生活を送っているんだろうパソコンの子供向け学習システム 子供を学習塾に通わせるかどうかは親にとって重大な問題だ。費用、送り迎えなど負担も少なくない。そんな家庭に向けて相次いで登場しているのが、パソコンを使った子供向けの学習システム。メールを送れば講師から問題の解き方や助言が返ってくるなど、子供を飽きさせない工夫を凝らしでいる。
「勉強がとっても楽しくなりました」。東京都内の中学二年生、前田知佐さん(14)は九月末から、毎日二時間をパソコンを使った通信学習に費やしている。セコムラインズ(東京・三鷹)が九月に始めた学習サービス「ライ
SIZE="3">調査を行ったのは、目黒区立L白黒小学校PTA(鈴木伸吾会長)広報部一今年春、十二人の広報部員で話し合ううちに、「学校の行事紹介だけではなく、後々まで残るような広報紙を作ろう」と意見が一致した。たまたま、新聞紙上で箸(はし)の正しい持ち方やナイフを使った鉛筆削りなど、子供の生活技術を調べた谷田貝教授の研究を知り、これを参考に、自分たちの学校の生活技術や生活実態を調べることにした。
まず、全員で質問したいことを持ち寄り、十八項目のアンケート用紙を作成。夏休み前に全児童三百二十一入に配り、親子で相談しながら記入してもらった。回収率は七八%。二学期に回答分析を進め、執筆、印刷まで自分たちでやって、十ページの広報紙が完成したのは十一月。慣れない作業の連続だったが、部員同士が子供たちのことを真剣に語り合うという思わぬ副次効果もあった。
アンケートによると、児童の三二%が午前六時台、四八%が七時半までに起床する。七九%が必ず家の人とあいさつをし、九五%が毎日朝ご飯を食べる。就寝時間が十時以降の子は、低学年三〇%、中学年五一%、高学年六七%。高学年になるほど夜型が増える。
食事の時にテレビをつけている子は六六%、一日二時間以上テレビを見る子は七五%にも達した。
いつも自分で起きる子は四四%、言われなくてもいつも顔を洗う子は四八%、食事の後必ず自分で食器を運ぶ子は四〇%だった。いつも脱いだ服を自分で片づけているのは、低学年四四%、中学年四二%、高学年五七%。決まったお手伝いがある子は四七%。高学年になっても、つめ切りを自分てしない子が七%、時々自分でする子が一〇%もいるなど、全体的に〃過保護〃ぷりがうかがえる。
「箸を正しく持てる」のは七三%。ただ、谷田貝教授の調査研究では正しく使えるのは小学生で一五%、大人でもほぼ二人に一人。今回のアンケートは〃自己申告〃のため、保護者自身が正しい箸の持ち方を認識していないという事情もありそうだ。
家の人が自分の話を聞いてくれるかという質問では、「はい」が八六%、「時々」が一四%。親は子供の話を聞こうと心がけているようだが、中には「いつも聞いているつもりだったのに、子供から時々だよと言われてショックだった」と話す広報部員もいる。困ったときの相談相手が親という回答は低学年では六九%あったのに、中学年では六四%、高学年では五七%と低下。何をしているときが一番楽しいかという質問には各学年とも「遊ぷ」「スポーツ」が一、二位を占めたが、高学年では「寝ている」が三位だった。
「言葉遣い、帰宅時間、あいさつ、食事中の姿勢、食事の片づけや勉強時間の割り振りなど毎日のように言っているがあまり気にしてくれない」「なるべく友達とそと遊びをしてほしいと思うが、なかなか」「自分が感じ、判断し、行動することを最も重んじている。こちらからさせるということをしないので手伝いはしてくれない。もちろん勉強も」……。広報紙では自由記入欄に寄せられた率直な親の声も紹介している。
広報部長の久保田真砂子さんは、「質問の作り方など反省点もあるが、データをみると出来過ぎなくらいいい子たちで、安心した。アンケートが子供の暮らしを見つめ直し、親子の話し合いを深めるきっかけになればうれしい」と話す。
谷田貝教授は「遅寝遅起きの生活パターンがはっきり出ている。始業時間の二時間前には起きるべきだろう。テレビの時間も多すぎるし、食器の片づけやつめ切りなどの項目からは、自立できない過保護の子供たちが見えてくる」などと調査結果を分析した上で、「初めての調査なのによくできている。親がこうしたことに関心を持ち、いつも気をかけながら子育てをすることが必要だと思う」と話している。
1998/12/18/金