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はじめに

基本的な押さえ

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子供は,家庭から直接大きな影響を受けています。学校週5日制で家庭で過ごす時間が多くなる状況のもとでは,家庭の教育力を高めるようにする必要があります。
そのために学校が果たす役割を考えると,学校はもとより教科の学習が基本であり,その原則を忘れてはなりません。つまり,子供は,学校では教科学習を基本とし,家庭では自主的に活動を行うのです。したがって,「総合的な学習の時間」の活動は,教科の学習から派生した問題を子供が自主的に問題解決していくように構成していくべきでしょう。
そのような活動がさらに子供の家庭での活動に継続し発展していくようにあってほしいと思います。学校と家庭の橋渡しをするのが「総合的な学習の時間」の学習の活動内容と方法です。
ここでは,上記の考えに基づき,「総合的な学習の時間」の年間指導計画作成の手順及びその留意点について提案します。

手順1 

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この図で「総合的学習」は,教科学習と総合学習の間に位置しています。
教科学習とは,主に人類の文化遺産を分科し,子供に伝える学習です。一方,総合学習は,子供の生活課題を解決していく学習です。その間に「総合的学習」があります。
したがって,総合的学習は,教科学習よりのタイプのものもあれば,総合学習に近いタイプのものまであり様々です。先進校の実践を見てもそれは明らかです。教科学習の発展型から子供が自ら課題を見つけて取り組む型まで様々です。
学習指導要領においても「総合的な学習の時間」のねらいは,小学校でも中学校でも同様の内容が述べられています。したがって,まず学校や学年の実態を把握し,学年ごとの「総合的な学習の時間」のより具体的なねらいを定め,どのタイプの総合的学習に取り組むかを吟味する必要があります。

手順2 年間指導計画の基本方針の決定


学習指導要領には,「総合的な学習の時間」の学習活動として3つが例示されているのは周知のとおりです。しかし,普通の学校で考える場合,横断的・総合的な課題を基底に置くことはなかなか難しいことです。また,児童の興味・関心に基づく課題を基底に置くと,学級ごとにあるいは年によって取り組む課題が異なり,年間指導計画は年度ごと大きく変わることになります。「総合的な学習の時間」は学校の個性化とも言われていることを考えれば,年間指導計画の基底となる活動を,地域や学校の特色に応じた課題とするのがよいでしょう。

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上の表の例のように,まず地域や学校の特色に応じた課題で学習活動を決定し,その枠の中で,児童の興味・関心に対応していく。そうすれば,必ず国際理解,環境,情報などの内容にかかわりをもっていくことになるでしょう。

手順3 年間指導計画の柱の決定


内容が何でもありの「総合的な学習の時間」,年間指導計画を立てるには,柱をいくつか考えることが必要です。例えば,生活科はその内容を決定するのに,三つの基本的な視点「自分と人や社会とのかかわり」「自分と自然とのかかわり」「自分自身」があります。同様に各学校で柱を決めると単元開発の方向が明らかになります。このとき,先に示した地域や学校の特色から柱を立てるとよいでしょう。T校は,過去10年間に取り組んだ教育活動(学校の特色)と地域の特色を次のように分析しました。

3年間給食指導の指定校だった。調べ学習室を備えた図書室がある。豊かな心の育成として1O年以上一人一針栽培に取り組んでいる。20年近く縦割り活動を日常的に取り組んでいる。最近,体力づくりの表彰を受けた。地域と学校との交流は盛んである。学区は,自然には恵まれていないが,寺,商店,公共施設には恵まれている。
これを基に次の三つの柱を考えました。「心と体」「地域学習」「ふれあい活動」です。

K校では,足を使って調べよう「ふるさと」,おもいやりの心でかかわろう「ふれあい」,いつまでも残そう「環境」という柱を立てています。
また,学年ごとにテーマを決めるのも一つの方法です。例えば3年「町」,4年「水」,5年「命」,6年「人」という具合にです。このように柱やテーマを決めることで,それが単元開発のよりどころとなり,漠然としてつかみどころのなかったものが,少しははっきりしてきます。したがって,まずはT校の例のように,その学校の現在まで取り組んできた教育実践や地域を見直すことが大切です。

手順4 単元開発

年間指導計画の柱が決まれば,いよいよ単元開発をしていきます。

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単元開発には,この図のようにあるテーマを基に合科的に開発する方法や各教科で身に付けた知識や技能,日常的な体験を生かしていけるように開発する方法などがあります。
ここで,教育課程審議会「答申」や学習指導要領から,単元開発をする際の留意点を列記してみます。番号が若いほど常に留意するべき項目です。

1 直接体験中心になっているか。
2 学び方を重視しているか。
3 学校や地域の特色を生かしているか。
4 児童の興味・関心に応じているか。
5 各教科等で身に付けた知識や技能などを生かすことができるか。
6 外部人材の活用が図られているか。
7 グループ学習や異年齢集団での学習が取り入れられているか。
8 弾力的な時間配分がなされているか。

手順5 実践そして修正


単元ができたらとにかく実践してみることが大切です。そしてもっと大切なことは,記録に残すことです。
先にも少し述べましたが,総合的学習は,考え方に幅があり,一人一人の教師によって受けとめ方も様々です。したがって,共通理解を図るためにも授業を通した話し合いは必要でしょう。
きっと,初めてのことですので,単元開発をしても,子供の意識の流れに添っていなかったり,時間的に無理があったり,外部人材との打ち合わせや設備の面で不十分だったり様々な問題が授業をすることで明らかになります。その問題とその時点での改善策を年間指導計画に朱書きして記録に残しておきます。そして,次年度に同じ単元を授業する教師は,それを参考にしながら,また新たな問題点や改善策を朱書きします。こうすることにより常にマイナーチェンジが行われ,よりよい単元ができあがっていきます。
平成11年度は,移行期ではないので,学年にもよりますが,せいぜい15時間前後の単元を二つ行えるぐらいしか時間を生み出すことはできないでしょう。平成12年度は,移行期に入りますので,少し時間にもゆとりがもて,11年度とは違う単元を学期に1単元ずつ開発するとよいでしょう。
これで,1度実践した単元が5単元できたことになります。
平成13年度には,その5単元を修正案を基にもう一度実践し,再び記録に残します。そして,いよいよ平成14年度,2度の授業実践を経た5単元を基に,本格実施を迎えることができます。この後も常にマイナーチェンジは必要です。
最後に大切なことをもう一度繰り返します。まずは授業をしてみること,14年度までにある程度の形になればよいのですから,気軽に授業をしてみて,互いに意見交換をし,修正し記録に残すことが大切です。

留意点1 外国語会話を取リ入れるべきか?
A校が,年間指導計画を立て実践を始めた時,近隣のB校は,外国語会話を中心とした年間指導計画を立て,実践を始めたとします。学習指導要領が告示されたとき,多くのマスコミは「小学校3年から英会話」といった見出しで報道した関係で保護者の間ではすべての小学校で英会話が始まるといった錯覚もあるようです。しかも,英会話は関心をもった保護者の方も年々増え,また即効果が出やすい分野でもあります。そこで,B校では英会話を学習していると聞いたA校の保護者の方々が,「A校でも英会話をやってほしい」と要請する場合があるでしょう。そうするとせっかく立てた年間指導計画をまた,大幅に見直す必要が出てくるでしょう。
したがって,英会話に取り組むかどうかは,あらかじめ見極める必要があります。例えば次のような方法も考えられます。
一つは,時間の弾力的活用を図り,1日10分程度,帯で時間割上に国際理解の時間を位置づけ,月ごとにあるいは週ごとに,英語のあいさつや歌,ゲームなどに取り組むような計画を立ててみてはどうでしょうか。こうすれば,1週間で1単位時間(45分)とることとなり,年間では35時間消化することになります。
もう一つは,黒板や机,窓,学校の施設に英語や韓国語などの表示を付けておきます。また,日本語とともに簡単な注意書きを必要な箇所に付けてはどうでしょうか。日常的に目に触れることになり,ある程度の効果もあり,しかも時間はほとんど取られない方法です。

留意点2 各教科等との開運は?
「本校では,国語や算数の学習も満足にできない子が多くいるのに,総合的学習などできるのでしょうか」といった切実な声をよく聞きます。そのとおりだと思います。教科学習あっての「総合的な学習の時間」です。「総合的な学習の時間」に力を入れすぎて,教科学習がおろそかになっては困ります。
教育課程審議会「答申」には,「各教科等でそれぞれで身に付けられた知識や技能などが相互に関連付けられ,深められ児童生徒の中で総合的に働くようになるものと考える」とあります。したがって,教科学習を基にしない「総合的な学習の時間」は根なし草となってしまいます。教科学習は,先にも述べましたが,分科された教育であり,そこで身につけた知識や技能はそれぞれ乖離(かいり)した状況にあることが多く,実際の場面では生きて働かないという指摘もあります。そこで,それらの乖離された知識や技能などを体験という方法を通して,相互に結び付け,生きて働く力に変えていくのが「総合的な学習の時間」ではないでしょうか。
また,「総合的な学習の時間」の学習を進める中で,ある知識や技能が不足していると分かれば,それに関連する教科でもう一度学習することも必要になるでしょう。したがって,教科学習と「総合的な学習の時間」は,互いに補い合って進めるべきだと思います。

留意点3 生活科との関連は?

生活科も総合的学習の一つのタイプだと思います。
「答申」にも,「低学年においては総合的な性格をもつ教科である生活科が設定されていることや生活科を中核とした他教科との会科的な指導が進められていることなどを考慮して,第3学年以上に設定することとした」とあります。生活科と「総合的な学習の時間」の最も大きな違いは,生活科は学習指導要領で活動内容が決められており,「総合的な学習の時間」は学校独自に決めてよいというところでしょう。
しかし,体験重視,学び方の修得,地域の特色を生かす,外部人材の活用,ティームティーチングなど生活科のキーワードは,ほとんどが「総合的な学習の時間」にも当てはまります。したがって,生活科の成功が「総合的な学習の時間」を生み出したといってもよいでレよう。
低学年の生活科でどんな体験をし,どこまで学び方を身に付けているかで,第3学年からの「総合的な学習の時間」への取り組み方は大きく違ってきます。したがって,さらに生活科の役割が重大になってきたと考えます。
しかし,「総合的な学習の時間」の活動内容に例示された国際理解,情報,環境などの横断的・総合的な課題を無理に生活科で扱う必要はありません。生活科はあくまで,子供の思いや願いを基に活動を考えていくことが大切です。

留意点4 評価は?

学習指導要領には,評価については全く触れられていません。「答申」には,数値的に評価することをせず,活動や学習の過程,報告書や作品,発表や討論などに見られる学習の成果,学習に対する意欲や態度,進歩の状況などを踏まえて適切に評価するなどと述べられています。現行の教科学習の評価は,「関心・意欲・態度」まで,◎○△で数値的に評価しています。現行のように機械的な評価ではなく,より暖かみのある評価を子供に返していくことが大切だと思います。最近,子供の学びの足跡を残す「ポートフォリオ」といった評価方法が注目を浴びています。

留意点5 学校行事はr総合的な学習の時間」になるか?

学芸会や展覧会,自然学習や修学旅行などの学校行事は,練習や事前準備,事後指導などでかなりの時間が費やされ,現状でも教科学習にしわ寄せがきています。ただでさえ,教科の時間数が減る中,これらの活動を「総合的な学習の時間」の年間指導計画に位置づけられないかを考えるのは当然でしょう。
例えば,学芸会はどうでしょうか。今までのように教師が決めた台本で,劇を演じるのではなく,その1年間に「総合的な学習の時間」で取り組んだ内容を学年・学級ごとに発表する場にしてはどうでしょうか。国語科の学習には,自分で話を作る内容があります。音楽科には,音楽を創作する学習もあります。図画工作科や家庭科で身に付けた技能を大道具や衣装作りにも活用できます。このように学芸会は,各教科等で身に付けた知識や技能を総合化するにはうってつけの場であり,「総合的な学習の時間」としての取り組みは可能です。
もう一つ,修学旅行はどうでしょうか。泊を伴う行事は,子供の興味・関心は高く「総合的な学習の時間」の課題となり得るものでしょう。今までのように教師主体の計画でなく,より子供に主体性をもたせた計画を立てることが大切です。例えば,子供が京都の観光協会や奈良の寺社に問い合わせて,計画を練るのもよいでしょう。そして,現地学習をした後は,その成果をまとめる時間もたっぶりと確保してやりたいものです。発表会には,5年生を参加させれば,異年齢集団の学習にもなります。5年生は,来年の修学旅行のイメージがわくだけでなく,自分たちはこんなこともしてみたいという意欲も高まることでしょう。

留意点6 時間割はどう組むか?

学習指導要領に示された各教科の年間総授業時数は,従来のように35で割り切れる数字の方が少なくなっており,時間割をどう組むかは重要なポイントです。
学期ごとに変える方法,30分授業や60分授業を設ける方法などが考えられますが,基本的には,あまり変えることなく年間を通して行える方法が便利でしょう。次に,例を示してみます。

端数を教科間で調整する方法

〈1年生の例〉


教科等 週時間X週=年間時間 標準時数 過不足 過不足分の調整例

国語 8×34=272 272 O
算数 4x34=136 114 十22 5-10月は週3時間にする
生活 3x34=102 102 O
音楽 2x34=68 68 0
図工 2x34=68 68 0
体育 2x34=68 90 一22 5-IO月は週3時間にする
道徳 1x34=34 34 O
特活 1x34=34 34 O
過当たり時数:23
5時間3日,4時間2日
合計
±O
*気候のよいとき,水泳指導,
運動会前に体育を増,算数を減


〈2年生の例〉
2年生は,時間割で表してみました。

1限 国語 算数 国語 道徳 特活
2限 体育 国語 生活 国語 生活
3限 生活 図工 体育 音楽 国語
4限 算数 図工 国語 算数 算数(体育)
5限 国語 音楽 算数 国語

*1年生との違いは,年間35週であることです。基本的には,1年生に準じます。
*過当たり国語8,算数5,生活3,音楽2,図工2,体育2,道徳I,特活1で組むと算数が十20,体育が一20となるので,算数一体育間で調整をします。

〈3年生の例〉

教科等 週時間×週=年間時間 標準時数 過不足 過不足分の調整例
国語 7x35=245 235 十10 算数に10時間まわす
社会 2×35=70 70 O
算数 4×35=140 150 一10 国語から10時間もらう
理科 2x35=70 70 O
音楽 2×35=70 60 十10 音楽,図工,体育間で学校行事等の時期を考えて調整をする
図工 2×35=70 60 十10
体育 2×35=70 90 一20
道徳 1×35=35 35 0
特活 1x35=35 35 O
総合 3×35=105 105 O
過当たり時数:26時間(6H1日,5H4日) ±O


〈4年生の例〉
4年生は,時間割で表してみました。

1隈 国語(算数) 音楽 算数 道徳 特活
2限 理科 国語 国語 算数 国語
3限 図工 算数 総合 社会 体育
4限 図工(体育) 社会 総合 国語 算数
5限 国語 体育 理科 音楽(体育) 総合
6限 国語 理科・社会 学裁


*基本的には,3年生に準じて,国語一算数間,音楽・図工一体育間で調整します。
*社会(85時間)と理科(90時間)で,合計175時間(週5時間×35週)となるため社会一理科でも調整をします。

〈5年生の例〉

教科等 週時間X週=年間時間 標準時数 過不足 過不足分の調整例
国語 5x35=175 180 一5 総合,家庭と調整
社会 3x35=Iσ5 90 十15 音楽と調整
算数 4×35=140 150 一10 理科と調整
理科 3×35=105 95 十10 算数と調整
音楽 Ix35=35 50 一15 社会と調整
図工 2×35=70 50 十20 体育と調整
家庭 2×35=70 60 十I0 国語,総合と調整
体育 2x35:70 90 一20 図工と調整
道徳 Ix35=35 35 O
特活 1×35=35 35 0
総合 3x35=105 110 一5 国語,家庭と調整
学裁 Ix35:35 隔週でクラブと委員会
過当たり時数:28時間(6時間3日,5時間2日) ±0


時間割に表すと下のようになります。

I限 国語 算数 国語 道徳 特活
2限 体育 国語 算数 理科 算数
3限 理科 総合 社会・音楽 体育 社会
4限 理科・算数 社会 総合 算数 国語
5限 音楽 図工 家庭 国語 総合
6限 図工・体育 家庭・国語・総合 学裁


*教科が増えると端数も多くなるので,6年生の例のような方法が適当かと思います。

端数を行事等で調整する方法

<6年生の例〉

教科等 週時間×週=年間時間 標準時数 過不足 過不足分の調整例
国語 5×35=175 175 0
社会 3x35=105 100 十5
算数 5x35=175 150 十25
理科 3×35=105 95 十10
音楽 1x35=35 50 一15 学芸会・卒業式の練習時に増やす
図工 1×35=35 50 一15 展覧会の準備時に増やす
家庭 2×35=70 55 十15
体育 2×35=70 90 一20 運動会前・水泳指導時に増やす
道徳 1×35=35 35 0
特活 1×35=35 35 0
総合 3x35=105 110 一5 修学旅行の1日を総合でとる
学裁 1×35=35 隔週でクラブと委員会を行う

過当たり時数:28時間
6時間3日,5時間2日
±0


*不足分をどこで補うか年度始めに計画を立てます。(調整例参照)
*時数不足の教科等は,調整に示したような理由等で,標準時間に達するように随時増やしています。その際,基本的に時数超過の教科の時間を当てます。
*時数不足の教科等は,増やした時間数を,時数超過の教科等は,減らした時間数を記録しておき,標準時間数になるようにします。
*これは,35週の計算であり,実際には38過程度実施可能です。28時間x3週二84時間余裕があります。学校行事に50時間程度とったとしても,まだ少し残ります。

留意点7 子供の興味や意識の広がりをどうつかむか?
「総合的な学習の時間」では,主体的な学習が大切にされ,子供の興味・関心に応じた指導がなされることに重点を置く必要があります。それには,子供が,あるテーマやトピックに対して,どのような興味をもち,意識が広がっていくかをある程度把握しておかないと,単元構成や支援の方法もままなりません。そのための方法もいくつかありますが,それによって,子供の興味や意識の広がりがつかめたとしても,個々バラバラでは,一人の教師では対応できません。「総合的な学習の時間」では,「グループ学習」もキーワードとなっています。そこで,イメージマップを使った方法を紹介します。
〈イメージマップ法〉
@中心にテーマとなる言葉や写真を示した用紙を配る。
Aその言葉や写真から連想するものを次々に書き込ませる。(練習が必要)
B教師が,Aで書かれた個人のものを分析し,広がりを基にグループ化する。

(参考:所沢市立教育センター「自ら学ぶ力を育てる指導法の工夫改善」より)

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くおわりに〉

21世紀の教育の新しい方向となる「総合的な学習の時間」が成功するかは,各先生方の創意工夫にかかっています。学校独自の年間指導計画を作成することは大変なことですが,やりがいのあることです。本格実施まであと3年,日々の授業を体験重視,学び方重視,教科横断的にと少しずつ変えていくことから始めてみませんか。

〈筆者紹介〉
愛知教育大学
 教 授 川上昭吾(理学博士)
 助教授 野田敦敬

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