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特別活動で育成したい「考える力」

特別活動

1 特別活動で育成したい「考える力」

(1)学級や学校における生活上の諸問題について、より良い解決法を見出す力。
[学級活動]

(2)日常の生活や学習への適応及び健康や安全に関する自分の課題に対して、より
よい解決方法を見出す力。[学級活動]

(3)望ましい人間関係を育成するために、友達(他者)との触れ合いを体験しなが
ら、係り活動や集会活動を作り上げる力。[学級活動]

(4)全校の子どもたちにとって楽しく豊な学校生活となるよう、課題・計画・実践方
法について異学年の子どもたちと協力して考える力。[児童会活動]

(5)子どもたち一人一人が自己のよさを十分に発揮しながら、創意工夫してクラブ
活動の課題を解決する力。[クラブ活動]

(6)集団における自己の役割を考える力か。[学校行事]

(7)学校行事を企画し、計画を立てる力。[学校行事]

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2 「考える力」をつける学習の事例

(1)第3学年(第1・第2学年・異学年集団活動)
題材名『もえろ!運動会』  [学級活動]
 
(2)題材の目標と評価の観点
 
 @ 目標
 望ましい人間関係を育成するために、3学年がリーダーになり、『燃えろ!
運動会』の種目や、チーム、係りなどを1・2年生のアンケートを参考にしなが
ら、見通しをもって考える。
 A 評価の観点
【関心・意欲・態度】
○ 1・2年生や友達と協力し、リーダーとしての責任ある行動をしようとして
いる。
【思考・判断】
○ 3年生としての自己の役割を考え、種目やチーム、係りの課題解決を目指し
て判断している。
【表現・判断】
○ 『燃えろ!運動会』の話し合いや集会など友達と活動する過程において、
自分の考えを的確に発表したり、『もえろ!運動会』を進めるために必要な技
能を身に付けている。
【知識・理解】
○ 『もえろ!運動会』の話し合いや集会など友達と活動する過程において、
自分の考えを的確に発表したり、『もえろ!運動会』を進めるために必要な技
能を身に付けている。

(3) 本題材で身に付けたい「考える力」

@ 課題を発見する力 → 「運動会のの課題を発見する力」
A 課題を解決する力 → 「種目・チーム・係りなどの課題を解決する力」
B 実践する力    → 「運動会を1・2年生と協力して実践できる力」
C 実践を振り返る力 → 「運動会後に自分やチームのめあてを振り返る
力」

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(4)本題材における「考える力」育成についての考え

@: 学習内容・教材

 特別活動の学習においては目標である『望ましい異集団活動を通して、個性の伸長
を図り、集団の一員としての自覚を深め、協力してよりよい生活を築こうとする自主
的・実践的態度を育てる』ことが大切である。そのため学習内容には、子供たちが積
極的に考え、しかも意欲的に活動する場面を多く取り入れた教材が必要である。そこ
で子どもたちが自分たちの思いや願いが実現でき、「考える力」を育成する題材とし
て『運動会』を選んだ。

 『運動会』という題材に取り組む過程で、子どもたちは、自分の思いや願いを進ん
で発表したり、友達(他者)との意見交換を通して、相手の考えを知り、対立、葛
藤、そして共感することで新しい自分の考えに到達したものと考える。

A  学習過程

 1・2・3年の子どもたちが、『運動会』の成功を目指して、子どもたちもさまざま
な考えを集め、それを基に話し合い、3年生が中心となり『運動会』の計画を立案す
ることが大切である.。また大切なことは、3年生だけでなく1・2年生に何ができる
かをよく考えることである。たとえば、種目は何がよいか。チームはどうするか。ど
んな係りが必要で、何人いるかなど、数多くの課題を一つ一つ考えながら解決してい
く力が必要である。

 そのためには《計画―実施―振り返り》の過程を大切にし、子どもたち一人一人に
「自分のめあて」「チームのめあて」を考えさせるとともに、3年生がリーダーとな
り、自分の考えや行動をチームの集団活動を通して、再構築できるような学習過程が
必要である.。

B  学習方法

 『運動会』における学習方法として<話し合い活動>がある。「種目」について
1・2年生の考えをアンケートで聞いたり、「チーム」の数や「係り」について話し
合ったりすることも重要な課題である.。

 以上のような話し合いの課題に対して、故Dも立ちは自分の考えを発表し、また友
達の考えを聞く中で、お互いの意見の対立や共感、そして葛藤を経験しながら、新し
い自分の考えをもつことができる.。そして、子どもたちは『自分のめあて』や『チ
ームのめあて』をもち『運動会』に取り組むことで、より一層自分たちの活動を正し
く振り返ることができると考える。

C  教師の支援と評価

 教師の支援として、1・2年生のアイデイアを生かした種目を考えさせること。種
目には、季節の特色を取り入れさせること。3年生がリーダーとして活躍できる種目
の数等について考えさせることが取り上げられる。

 また、『運動会』では、1・2年生がルールを守り、最後までしっかりと競技を進
められるように、活動しやすい環境作りをしたり、3年生がリーダーシップを十分に
発揮できるように支援することも重要である.。

 評価については『自分のめあて』『チームのめあて』が達成できたかを、チームご
とに話し合い、記録カードにリーダーが記入し発表する。また教師も『めあてカー
ド』を参考にしながら、子どもたちの活動に対して、賞賛や励ましの言葉を積極的に
かけていくことが大切である。

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(5) 学習計画 (「考える力」の流れの構造図)

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(6) 「考える力」を育成する授業

@ 本時の目標
○ 『燃えろ!運動会』の種目と数を1・2年生の意見を参考にして決定する
ことができる。
A 本時で育成したい「考える力」
A:課題発見力=『燃えろ!運動会』を円滑に実施するための課題を発見する
力。
B:課題解決力=『燃えろ!運動会』の種目と、種目の数を話し合いで解決する
力。
B 学習計画 (7時間・本時1/7)

[Image]

 

 

C 次時で深めたい児童の考え

 ○ 係りとチームの名前・マスコットについて話し合い、決定する。

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