情報武装960502

 

連休中はパソコンやインターネットを使いこなせるようになる絶好のチャンス。情報武装ができれば新しいビジネスチャンスが巡ってくるかもしれない。ゴールデンウイーク最初の日曜日。好天の秋葉原に三十−五十歳代のサラリーマンたちが家電量販店ラオックスの主催する「インターネット講座」に集まった。大畑裕ネットワーク事業部教室マネージャーは「講座を増やしても、ーカ月以上のキャンセル待ちが続いている」とうれしい悲鳴を上げる。特に人気が高いのは、通信販売などインターネットを使ったビジネス講座やホームページ作成演習。講座に参加した三十二歳の商社マンは「リチウムイオン電池がどこでどのくらい足りないのか、今は即座に把握できずに困っている」と話す。

インターネットならば瞬時に情報収集できる。個人のホームペiジを立ちあげビジネスに生かしているのは、オムロンでIT研究所長を務める増田清さん(49)。ホームページを開設してもうすぐ一年になる。名刺には住所、電話・ファクス番号、電子メールアドレスと並びホームページのアドレスが書かれている。

「自分の関心事をぺージに書き込んでおけば、世界から情報を集められる」と増田さんはビジネス面の効果を強調する。制作はたった一時間で済む。「いちいち面談して自分の関心領域を説明しなくても、思い付いた時に書き込めば、世界から情報を受け取れる」と期待する。

同研究所は約百人の社員がいるが、八割がオムロンのぺージに個人のぺージを開設し、さらに、社内情報網とインターネット連携したイントラネットと結んでいる。増田さんもイントラネット用に別のページを開いている。「提携開係に社外の人向けなど用途じてぺージを使い分けたい」と話す。

惰報武装はビジネスマンだけではない。銀座の会貝制飲食店を経営する女性は、「会員の顧客に電子メールで営業案内を知らせるほか、自分のページも作りたい」と言う。

個人のホームページはどうやって多数の人に見てもらうかがポィントになる。また住所や連絡先、家族写其などの安易な掲載は安全面で疑問が残る。この点に留意すれば、ホームページは個人の情報収集の強力な味方になりそうだ。